写真で観る社会見学!

東白川製材協同組合の工場で木材が丸太から四角い柱になるまでの工程をご案内します。

 

 

 

 

工場全景(写真上)
工場内施設(写真下)


 

原木入荷

東濃桧の原産地の山林から産出された丸太が市場にストックされます。

参照:東濃桧が山から住宅建築に使われるまで。

 

 

 

 

木材市場で仕入れられた木材がトラックに積み込まれ当組合の工場へと運ばれます。


 

皮むき工程〜リングバーカー
 

工場に入荷した桧丸太は、皮をむくために皮むき機へと送られます。



 

  

皮を剥かれた丸太は、自動的に太さ、上下の向きを選別します。


粗挽き・製材工程〜
ツインバンドソー
シングルバンドソー

製材機〜ツインバンドソーは、並材(桧柱 特一等材 ・上一等材・一等材)の量産材の加工に使用されます。二枚のノコギリで丸太を製材していくことが特徴。

 

 

 

 

ツインバンドソー(写真上)
シングルバンドソー(写真下)

 

 


 

手作業による仕分選別

手作業による仕分選別。
当組合では、加工工程の中で合計4回の手作業による仕分を行います。
1回目が丸太での選別
2回目が粗挽き製材した製品の選別
3回目が乾燥機から出した後
4回目が出荷時

 

 

自然から産まれる木材は、一本一本に特徴や個性があります。一本一本を手にとって選別・仕分することで手間を惜しむことなく高品質な製品づくりに心がけています。

 


 

人工乾燥工程〜蒸気式木材乾燥機
(3機)
 

丸太から四角い柱へと製材された製品は、乾燥機へ送られます。
 

 

 

 

中温タイプ(25m3)
高温タイプ(30m3)

 

 


仕上げ工程〜モルダーライン

乾燥された製品は、一時倉庫の中で保管され落着かせます。品質の選別作業をした後に、仕上げ工程としてモルダーラインに送られます。
モルダーラインでは、カンナをかけることにより、規格寸法に仕上げ、木材の表面をきれいな状態にします。


 

 

乾燥機から出された製品(写真上)

 


 

手作業による最終選別で品質確認

モルダーラインを経た製品は、最終の選別確認が行われ梱包されます。
建築用の木材は、林業家の手によって自然の中で永い年月をかけて育てられ、使用可能な太さまで育ったときに伐採され市場へ送られます。

 

 

市場から製材工場へと運ばれた木材は、四角く加工されて建築の現場へと流れます。

 

そして、住宅の構造材として使われて皆さんの生活の中へと溶け込んでいます。山で植林されてから人の生活にたどり着くまでおおよそ60年〜80年の歳月が掛かっています。 それが適正に管理生産流通される木材です。

 

 

 

 

貴重な循環型資源
その流通の中で丸太から角材へと加工する工場が製材工場です。

木材は、資源として無駄なく使われます。桧の皮は、たい肥に使われ、製材工程で出てくる端材はチップとして紙の材料になります。おがくずは畜産などで利用されます。 循環型資源としての木材を無駄なく活用させることが、製材工場としての使命です。

   
       
   
   
   

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