東濃ひのきとは?

東濃ひのきとは、飛騨川の支流である白川、赤川、黒川、佐見川の流域を中心とした地域から産出される桧の銘柄をいいます。


 

 

 古来より、この土地の特質ある山林から生産される年輪の細い良質の天然木が、「東濃ひのき」 と言われてきました。


気候と地質

この地方は、気温・湿度・日照・降水など、ひのきの成長に理想的な気象条件となっており、気温の寒暖の差が激しく、成長にかなりの歳月がかかりますが、その分、目の詰まった良質な桧が産出されてきました。


 

 

 

 

 

 

東濃ひのきは、技術者によって切り出され作業道を使い搬出されたり、架線集材、ヘリコプター集材などで山林より運び出されます。

 


建築用材としての東濃ひのき

この東濃ひのきは、古くから高級建築用材として広く利用されていて緑豊かな東白川村では古くから植林育成・管理された山々から東濃ひのきが産出され、木造在来建築に使われてきました。

 

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森林から産出された木材は、木材市場で仕分けされ、値が付けられて製材工場へと
流れます。 

 

 


無駄なく利用される循環型資源

東白川製材(協)では、仕入れられた木材を建築用材に加工するだけではなく、木工用の板材やチップ、木の皮までもが利用されます。



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  日本の木材は、伐採して植林するという再生可能な資源です。

この木材を無駄なく使 うことと森林の持続可能な経営を支援していくこともわたし達の重要な役割です。 地球温暖化防止にも貢献できる循環型資源を誇りを持って送り出しています。


生活の中に溶け込む木の質感

年輪幅が均一・真円・通直で、美しい色合いと艶、そして粘り強さがあり、淡いピンクの木肌は、時が経てば経つほどに光沢を増します。

 

 

 

 

また香りがよく、粘りがあって強度的にも優れ加工しやすいため、建築には最適といわれています。家の中に使われる東濃ひのきの真新しい色合いは、時が経つとともに味わい深く変っていくことでしょう。


次の世界にも受け継がせたい文化

現在では、植林された桧を下刈りや枝打ち、間伐等の育林に手間隙かけて地域ぐるみで優良な森林づくりに取組み、良材を産出する努力が続けられています。

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日本の木の文化は、古来から受け継がれてきました。そしてこれからも 東濃ひのきをお求めになる工務店・ユーザー様の想いが叶いますように東白川製材はお手伝いさせていただきます。

   
       
   

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